市議会は、議長・副議長はじめ議員、委員会も委員長・副委員長はじめ議員である委員で構成されています。
私たちが選んだ(あるいは投票せずに選ばれた:投票率38.52%)各議員・会派の考えや態度に注目したいところです。
番号 | 件名 | 提出月日 | 議決月日 | 議決結果 |
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意見書11 | ケア労働者の賃金改善と人員増のための診療報酬・介護報酬・障害報酬の引き上げを求める意見書 (PDF:97KB) | R5.12.18 | R5.12.18 | 原案可決 |
意見書12 | 認知症との共生社会の実現を求める意見書 (PDF:102.2KB) | R5.12.18 | R5.12.18 | 原案可決 |
12月18日、向日市議会令和5年第4回定例会本会議(第5日)で、意見書11・12は時間の都合から(定例会は予定時間を延長することが決まった後の審議となったため)一括議題とされ、提案理由の説明は省略され、それぞれ採決となり、挙手全員で採択となりました。
令和5年第4回定例会第5日(令和5年12月18日)②
末尾の請願書と併せて、本会議の様子を見ていただきたいと思います。
9月の定例会でも同様の請願が採択されている
しかし、このケア労働者の賃金改善等の意見書は、第3回定例会にも同様の請願が出されていて、厚生常任委員会・本会議ともに反対・賛成の意見・討論の後、挙手多数で採択されています。国で報酬をアップする方向が出される前と後。こんなにも態度が変わるものか?と思います。
まず、第3回定例会の厚生常任委員会での討論・採決をふり返って見ます。
令和5年第3回定例会厚生常任委員会(令和5年9月12日)①/④
録画機器のトラブルで音声のみとなっていますが、採決の結果は挙手多数で採択されています。
つぎに第3回定例会本会議5日目では。
令和5年第3回定例会第5日(令和5年9月22日)②/②
厚生常任委員会の報告、反対討論、賛成討論の後、採決が行われ、挙手多数(一人差)で採択されています。
反対の議員(会派)は、「国がGOしないもの、予算がつかないものには賛成しない」という態度のように思えます。
読んでおいて欲しい意見書11・12
この2つの意見書は、定例会最終日の5日目に出され、提案理由の説明、討論が時間の都合で行えなかったことは、とても残念です。
意見書11 ケア労働者の賃金改善と人員増のための診療報酬・介護報酬・障害報酬の引き上げを求める意見書
ケア労働者の賃金改善と人員増のための診療報酬・介護報酬・障害報酬の引き上げを求める意見書 (PDF:97KB)
意見書12 認知症との共生社会の実現を求める意見書