能登半島地震から向日市の「もしもの時」を考える
2024年1月1日、能登半島において大規模な地震が発生し、今も全容は把握できていません。輪島市の朝市周辺密集地の火災で壊滅したまちを、動画や映像でご覧になったと思います。能登半島全体において、地面の隆起や液状化、土砂崩れなどによって、道路・水道・電気・通信が寸断され、孤立した集落への支援が取り組まれていますが、初動対応の遅れもあり、復旧・再建の見通しはまだまだ立ちそうにありません。
私たちが住む向日市で、もし地震やそれに伴う火災が発生したら?
向日市が住宅密集地であること、道路が狭く緊急車両が入れない地域が多いこと、私たち住民はよく知っていると思います。
国土交通省の「防災・減災対策に資する 市街地整備のあり方について」では、向日市が「地震時等に著しく危険な密集市街地(H24年10月公表)」として公表されている41市区町の1つとされています。
道路・水道・電気・通信の寸断、緊急車両の通行、避難所、防災、災害時備蓄など、住宅密集地である向日市だからこそ「整備改善に向けた取り組み」に意識をこれまで以上に向け、早急に整備を進める必用性を、能登半島地震は教えてくれたと思います。