ニデック用地への向日市の“田畑での課税”は違法


nidec_sosyo_chisaihanketu

NHK NEWS WEB 2024年5月16日付け

nidec_sosyo_chisaihanketu
nidec_sosyo_chisaihanketu
nidec_sosyo_chisaihanketu

京都地裁は原告による「JR向日町駅東部にニデック(旧日本電産)が購入し開発中の土地に対し、向日市が農地として格安課税しているのは違法」との主張を全面的に認め、向日市の主張は「合理的な理由は見い出しがたく、市の対応は違法だ」とする判決が言い渡されました。
行政訴訟で住民側の主張が全面的に認められるのは、めずらしいことのようです。


京都地裁では”道理”が認められましたが、また恒例の「納得いかないので控訴」…。社屋用地として課税すべきところを農地として減額していた…というのは、行政の不作為とも言えるのではないでしょうか。他の事例、判例では、これまでどんな決着になってきているのでしょうか?


競輪場再整備、アリーナ建設計画同様に、この問題も知らない市民が多いと思います。
これを機に、一緒に考えていきたいですね。
小中高等学校で、社会科、いや「道徳」 や「倫理」でテーマにして、こどもたちが納税義務、税制などについての知識と理解を深めつつ、考え話し合う時間を作るとか…、生きた学びになると思うのですが。

向日市議会では、市民負担が増えないようにとの要望や、いろんな市民の要望に応えて欲しいという一般質問や請願に対して、「財源がない」との答弁が頻回ですから、課税を格安にするとは、おかしな話しです。


・向日市は理解・納得して控訴を断念してほしい。
・大阪高裁は、控訴を棄却してほしい。

そのために、できることをやりたい。

NIDECさんが、「支払いますよ〜」と言ってくれれば、解決するんでしょうけど。

■原告による「判決報告会」

・6月8日(木)午前10時~
・向日市の永守重信市民会館2階・第3会議室

・資料代300円
原告から、なぜこの裁判を行うことになったのか、またこの裁判を行ったことの意義について、弁護士から裁判の解説・評価についてお話しがあるとのことです。

<サイト内関連投稿>

カテゴリー:開発/NIDEC(日本電産)

https://mukoikiru.information.jp/category/photo/nidec


    PAGE TOP