7/30投票の向日市議会議員選挙告示にあたって


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向日市「生きる」ネットでは、向日市のこども・子育て・福祉の充実・くらし・にぎわいを大切にする市政が創られることを願って、23日告示にあたって、みなさんにご一緒に考えて欲しいことがあります。

向日市政の優先的課題は?

向日市「生きる」ネットはもちろん、こども・子育て・福祉の充実・くらし・にぎわいこそが優先課題と考えます。すぐに取り組まなければならないこと、取り組んで行くための計画を予算を付けながら進めて行くべきこと、切羽詰まった課題がたくさんあります。そして、国からの交付金や京都府の負担がなく、向日市の独自財源でおこなう課題が多いとは言え、その額は工夫・工面次第で実施可能ですし、こども・子育て・福祉の充実・くらし・にぎわいによる地域循環型経済で新たな財源が生まれることから、決して市や市民の「負担」が増えるものではありません。

一方で市や6月議会で賛成多数で可決された令和5年度一般会計補正予算に諸手を挙げて賛成した議員・会派の方々は、口をそろえて「福祉は大切な市の役割、そのためにまず大企業の誘致や開発による財源の確保が必要」として、誘致・開発・整備に大盤振る舞い。子育てや福祉に付いた予算は、比べれば微々たるものです。

「開発によって財源を」と言っても、6月議会で明らかになったように、「いつ頃にどれだけ?」の質問には、「法人税などの計算方法は複雑で難しい…」などと、まったく答えがありませんでした。いつ、どれだけの財源が福祉に回せるのか?見通しがない中で、「福祉は大切」と口をそろえても、信憑性はないに等しいと思います。第2向陽小学校や寺戸公民館の改築などが具体的に動き始めていますが、他の公共施設についても、もっと早くから改築や建て替えのビジョンを持つべきですし、調査費用などを計上すべきです。そしてそれらに従事する職員体制を整えることを大切にすべきです。

選挙の時だけ「子育て…」と言わないで

多くの予定候補者が「子育て」「こども真ん中」と主張されているようです。現職議員については、議会のライブ動画(YouTube)などから、その本意を聴き取ることができます。小中学校の女子トイレに生理用品常備を医療費を通院を含めて18歳まで無償化を、などの切実な請願については何のかんのと反対討論をしてシナリオがあるかのように賛成しない。(国に)小中学校給食無償化を求める意見書は賛成多数で可決されたものの、賛成しない議員もいる。

要は、独自財源からの拠出はゼロかやむなき場合も最小限にしたい、(市民の要望であることがわかりつつ)国に予算化を求めるものにも党や会派の都合で賛成しない。こうした議員が多数派を占めていては、市民の声や願いが届き、かなえられる市政ではあり得ません。

こども・子育て・福祉・くらし・にぎわいの議論であふれる市議会を

今回の市会議員選挙では定数が2議席削減され、18議席を22人が争うと報道されています。

こども・子育てを真に真ん中にすえ、市民のいのち・くらしを支えきる市政に変えるためには、有権者のみなさんが、今大切なことは何か、誰がそれを本当に実現に向けて働いてくれるのかを考えて、投票することが不可欠です。

「誰に入れても同じ」「どうせ変わらない」と考えておられる方も多いかも知れませんが、市議会は今後18人(一人は議長となるため実質17名)の議員がどんな考えの人か、課題(議案や請願など)に対してどう判断するのかで変わります。国会の政党勢力図イメージは、向日市議会とはまるで違います。

こども・子育て・福祉・くらし・にぎわいに役立つ議員を、私たちの一票で増やしましょう。

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「主要事業」とされている事業と事業費をグラフ化、「その他の事業」として「都市計画道路整備促進事業 1億614万円」もあります。

さらに詳しくは、以下の特設ページをご覧下さい。

2023向日市会議員選挙 7/30投開票


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