京都アリーナ(仮称)の基本計画・外観パース図、京都府が公表


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参加事業者は一つだけ

11月21日の京都府の整備概要の公表によると、公募型プロポーザルには1グループ(伊藤忠商事が中心)が応募し、選定されたようです。

↓京都府のホームページから

https://www.pref.kyoto.jp/koho/jijikyoto/241121002.html

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↓読売新聞の報道から

https://news.yahoo.co.jp/articles/264c7ae5137a352f6d71b073b8cfd12aadd2a7aa

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↓京都新聞の報道から

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「余剰地」ってこんなに広い?

京都府からは、遠近法を使ったパース画(完成予想図)も公表されましたが、率直な印象は、「『余剰地』はこんなに広い?」という疑問です。向日町競輪場の周辺住民だけでなく、競輪場を見たことがある人の多くがそう感じると思われます。また、このパース図からは、再整備される競輪場は同じ敷地内にあることがわからず、上空から見たパース図も同時に公表して欲しいと思います。右手にグランドがあるかのような描き方も気になります。背景に西山と思われる山があるので、東側からのものと思われますが。
こんなに広い通路やエントランス広場、左手にある緑の芝生の奥にそびえ立つアリーナ? 「絵」にはどのようにでも描けるでしょうが、実際に建設された時に見比べられるように記録として残しておきます。

(パース図)

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Bリーグ・プレミア公式アリーナの要件を満たすとするけど

↓京都新聞の報道から

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メイン&サブアリーナ、観客動員数、売上高の3要件を満たせばBリーグ・プレミアに参入できると書かれていますが、試合前練習環境、飲食関連施設、駐車場、付帯設備、各種スペース、諸室要件など、厳しい検査要項をクリアすることが必要となります。いずれも土地・面積が必要なものです。以下のBプレミア用のホームアリーナ検査要件、ライセンス交付規則を見れば、容易ではないことが想像されます。

「ホームアリーナ検査要項2026-27シーズンB.PREMIER用」

https://www.bleague.jp › files › user › about › pdf

「2026-27シーズン B.PREMIERクラブライセンス交付規則」
https://www.bleague.jp › files › user › about › pdf

向日市が提出した要望書はどうなる?

向日市は京都府に対して「要望書」を提出していますが、この要望内容が、今回の府の公表報道からは見受けられません。
今後、公表内容の詳しい説明と、住民・市民の声を府および向日市がどのように聴く機会を設けるのか? が問われていきます。

向日市が今年7月に提出した令和6年度 京都アリーナ(仮称)に関する要望書
https://www.city.muko.kyoto.jp › files › group

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建設反対派の市長が誕生した自治体も

今月10日投開票の愛知県豊橋市長選では、建設反対派の市長が当選し、波紋が広がっています。

「新アリーナを当て込んだプロチームに激痛…建設反対派の市長が登場 全国でハコモノめぐるゴタゴタが」(東京新聞)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/366656

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政府の「未来投資会議」はスポーツ施設や農業で地域活性化を目指す「ローカル・アベノミクス」の実現に向けて議論する会議で、座長は故安倍晋三首相が務めていたもの(2020年に廃止され「成長戦略会議」が新設された)。当時の豊橋市長は2017年開催のこの会議でプレゼンテーションを行っていました。

↓「日刊建設工業新聞ブログ」(3月 28, 2017)より
https://nikkankensetsukogyo2.blogspot.com/2017/03/blog-post_198.html

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周辺の道路整備など、まず解消すべきことが

向日町競輪場再整備と京都アリーナ(仮称)建設構想の前に、周辺道路(府道)の整備・安全確保、住・生活環境への影響調査、大型集客施設ができた際の経済効果と影響予想など、まず取り組まなければならないことが手つかずのままです。
まず周辺住民・市民が関心を持ち、「ハコモノづくりの是非」だけでなく、将来にわたっての影響を我がこととして考えて行くことが大切だと思います。

↓京都新聞の報道から

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